zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

ラボミーティング初回

学期が始まって、ジョストラボの初ミーティングをやりました。順に自己紹介。いやぁほんとこういうのがないとね。リーハイではとにかく何もないままにただたらーっと始まって、誰だこいつみたいな状態で最初学内歩いているのがちょっと辛かったよ。社会心理教員は紹介があって全部OKだったが、院生はゴードンの授業とっているの以外、たとえゴードンやジル(マイク)についていても誰が誰だかわからない。で、1か月くらいで授業もブラウンバッグもすぐ終わっちゃったし。

 

ほんとアメリカ来るなら9月からだよなぁ、9月~8月のが一番いいのだろうが、いろいろ難しい。

 

ということで、メンバー15名。こんなみんなSJとかポリサイとかやっているのかと驚き。事前にネットで配信していた「protest」に投稿する院生の論文について意見交換。これは社会学系の雑誌なので書き方にコツがあるとジョンは言う。理論の詰め方をより段取りよく積み重ねるようにきちんと。そしてその証拠として・・みたいにデータを付け加え、図表を出して説得力を高めるように進めていく。理論が行き渡っているわけではないので、社会学の人にもわかるよう、この理論はこういうもので、「この理論を組み入れることでどう理解の役に立つのか」←ここ重要 この理論を言う意義みたいのが説得的にわかりやすく説明展開させるということだ。なるほど。

 

心理の範囲内ならわれわれ「これは海外で提唱された理論です」と言えば、なぜそれを使わないといけないかをすっとばした議論が始められてしますものだ(心理学研究など)。しかし、本当はわざわざこの概念、この理論を出してくることで、どう理解や見通しがよくなるのかをちゃんと説明せねばならないだろう。(って指摘を査読でするときもあるが)

 

ぐるっと回った自己紹介、自分の言うべきトピックはメモっておいたので、最後から2人目ということでやや長めになったがそれもOkで、大体言うべきことは全部言えたのでよかった。こういう翻訳しましただけ言い忘れたが。大体満足。

 

SPSPへの参加予定者はプレカンファほとんどポリサイに行くらしい。そうだったのか、すごい。私はJustice and moralityだが。

 

これで一緒にゼミ発表する人も分かったので、メールでも対面でも少し議論して、Googleの文書上で議論を書き加えていくので、適宜参加してやってみることにした。日本でのSJ問題についても聞きたい、付け加えるのもOKということで、M1のマークくんは1回目の発表した人だけど、セクシャルマイノリティへの態度とSJの関係とかに興味があるみたいでワインパーティで話をした。日本じゃオリンピック誘致してから突然政府も音頭とってLGBT対応とか急に進みだしたんだよね~、でもネット上じゃ妙にもうバックラッシュとかあって・・とか話していたら少し事情を知っているみたいで(兄弟がなんと日本で英語教師をしていたことがあるらしい)、意見交換ができた。

 

45分くらいパーティでがんばって英語で雑談を続け、だいぶ疲労してきたところで、清水さんをつかまえて残り15分くらい日本語で立ち話して落ち着いて、その間も中国からのPDも加わってまた英語になったりしたが、国際理論心理学会のときほどひまをかこつことがなかった(同じ会場にいたチリの人と、発表をきいた人と話した以外、あとはほとんど日本人とばかりしゃべっていた)のでパーティとしてもすべりだしがよかった。

 

オランダから来ているPDのマルティンくんは研究室同部屋なのだが、本当に好青年で院生からもすでに慕われているが、よくこちらも話もきいてくれて親切極まりない。ちょっとシャイなところもかわいいやつだが、それも受けているみたいだ。

 

今日のトーク発表もそうだったが、ドイツ系とかオランダ系とかわりにはっきりしゃべってくれるから聞き取りやすくしゃべりやすいよね。現地人では必ず文章を最後まで言わないwというしゃべり方をする人もいて、大体途中まで言って、あいまいに次の文章に行ってしまう。・・・(名詞、あるいは目的語を言わない動詞)なのって、だって・・・みたいな日本語でいえばそういうつなげ方だろうか、これはゼミでもあるのだが、結構きつい、がんばって聞いている。

 

ということで珍しく7時くらいになったので、バスに並ぶのがなんか億劫な気がしてきて(行列を想像すると)、電車周りで戻った。NJを走るライトレールはこういう時間も席がかなり空いていて楽。ただ、ポートインペリアルで降りると、階段143段を上がるのが無理そうなので(明日の予定を考えると自重すべきなので)、一駅向こうのバーゲンラインで降りて歩いた。ゆるい坂も下りになるし、意外に近く10分。JR芦屋から自宅と同じくらいで全然OK.という発見もあってよかったです。 あ~、一日疲れた!

ゼミ2回目

NYUでゼミが始まった。自分のではもちろんない。ジョン・ジョストのだ。

 

受講者が10人ちょい。12人くらいいるか。結構数いるよね。自分の指導の院生だけでなく、いろいろいる。PDも3人いる。

 

で、書いたように次週発表にあたっているわけだが、2回目(発表のある1回目)の今日、どんな風にやるのかがわかるから重要だ。本日の当番2人は2人組となって共同でパワポをつくってきた。かわるがわる話をしている。質問点をいくつか用意して、質問をなげかけ議論。最初の1つめの質問、価値と客観性とは、みたいな話題ですでに延々と議論だ。M1にはいい内容だよね。まずこういうことを心理の研究で押さえておくのは社会心理学ではとりわけよいこと。

 

社会現象では唯一の正解とか、価値フリーなものはないし、客観性も追求しきれるものではない。それを十分わかった上に、「研究」はいかに科学的に行うかが大事だ。社会現象自体は主観的なものなので、立場と定義を定めて、何を検証するか研究上の目的を明確にし、それに対して極力科学的にアプローチする。そういったことだ。現象が主観的だからといって主観性を中心とした研究しかできないってわけではない。発表者は主観的なら質的研究しかできないのではないかと疑問を投げかけていたり、客観的であることを目指してやればいいとM1らしいややナイーブな問いや質問を投げかけていたが、議論により深まっただろうか。

 

20年前のこうしたゼミ、デイビット・ハミルトンのゼミを思い出す。時間のほとんどはやはり議論だった。全員が文献を読み込み、すでに質問を出してきて、当日は集まってそれをネタに議論するのだ。う~ん、記憶もだいぶあいまいだが、言っていることの5割くらいしかわからず、ときどき議論がどこ行っているのか追い付かない場面もあったように思う。その日の調子によってもよく聞き取れたり全然ダメだったりした。

 

それを思えば、今回80%は聞けているから(途中まで90%だなと思っていたが、ひとりわかりにくい発音をする男性がいて、その人の議論のところだけ途中わからなくなったことがあった)、あとは自分がどう食い込むかだ。本日はがんばって5回しゃべって参加したが、最初タイミングをつかめず、思っていたことに近いことを先に言われたり、先にタイミングをとられたりしていたが、途中からがんばって発言をとるようにして、大体言えるようになった。周りより発話スピードが落ちて、一瞬リズムが壊れるから悪いけど、そんなこと言っていたらここでは生きていけないから、せいぜい場数やるなかでこちらの呼吸にも慣れてもらうしかない。

 

今回は価値観、客観性、ドイツイデオロギーマルクスと宗教などかなり得意ネタだったから楽ではあった。

 

さて、来週3人あたっているので、時間があればこそこそとえ~、わたしもつけ加えでこれだけ~とかやってごまかそうと思っていたが(妻子来米中だし)、今日メールで、次はこの3人だからできたら協力して進めてねとメール来ちゃった。名前見てもどこに座っていたどの人が全然わからないw。 あ~めんどう。勝手なパワポならもう半分つくってあるのだが、3人ですり合わせてって・・・そういう作業は苦手だなぁ・・・。どうなるやら。 一人目がメールをよこす様子を待とう。

 

もっと勝手なことを発表するかと思ったら、わりあい今日のはM1だったからかもだが、必須文献に書いてあることの要点を引き出して、質問してきたみたいのだった。ある意味かなり文献に即している。そんなつもりはないから、メールきたら、君ら2人は文献に即しなさい、わたしはそれに付け加えることをスライドの後ろ部分に付け加えよう・・・・これでいくかな!

 

情報のない不安?Noisy Loud Sound!

音!! うるさ~い。隣! ・・・と思った。

 

前に記したようにC室はもともとたぶん家主がリビング的なくつろぎで用いていたもののようだったが、その後覗いたらでも、完全に家主が暮らしていたであろう部屋!って雰囲気のただよう場所であった。自転車もたてかけてあり、大きいデスクもあり、立派なコンポもあり、他よりも立派なもともとあっただろうベッドや家具調度。Airbnbでは現在、デスク付きの大きな部屋という宣伝で出しているようだ。

 

土曜日から韓国?からの2人組がB室に入居し、1週間いるとのこと。来たときに家にいたのであいさつした。午前11時くらい。そのあと、ドアが開いたり閉まったりしていたからよく分かっていないのだが(いまだに)・・。

 

その後C室に人が来た気配はなかったが、午後3時半くらいに、しかし

隣から音が!! うるさいコンポの重低音がして、いくらなんでも重低音は響くからこりゃないだろうと思ったが、どう見ても人の気配がない。ここに来る前に止まっていたホテルが自動で目覚まし代わりにセット状態によってはラジオのスイッチが入る仕組み。タイマーとつないでいたら自動でコンポが入るかも(学生時代自分がそうしていた)。なので、これは人は入居していないのに、「毎日オン」みたいなセットで無人でコンポが鳴っているのではと思った。なにしろC室のドアはずっとそのままの少し戸口が開いた状態のままであるし、中は真っ暗。全く人がいることを想定せず、コンポがオンになっていたら消したらいいやと思って、戸をさらに開くと、真っ暗な中に(カーテンひいているから外の灯りも入らない)もぞもぞとひとりの人が・・・。あ、「Sorry!」ってなことで締めて退散。「人がいたとは!」びっくり。いつの間に入居したんだ。

 

その後、錯覚かもしれないが、トイレに入った人がくしゃみ、甲高いくしゃみで女性かと。結論:隣の部屋に女性が入居した。

 

さて、今日、日曜日、あまり人の気配がしないが、もう2人組は出掛けたのかなと、昼ご飯パスタを茹でて食べ終わり、部屋に戻ると・・12時ちょうどからまた重低音が・・・・。いつまでも消えない。見るとC室のドアが早朝には閉まっていたが、今はいつの間にか開いている。中に人の気配が。

 

しばらくやはりうるさいので、そーっとC室に近づいて行って、「I think the sound is too loud.」と言ってみた。間接依頼だけど十分かと。全く変化なし。むしろしばらくすると強まりさえしてきた。・・????

 

で、家主にメッセージ。隣うるさいんだけど。火曜日に掃除来るっていうから、もしかしてこの隣の人、明日にはチェックアウトするのか?だったらまぁ一日我慢できなくもないけど、本当に壁揺れてるよ! と。

 

しばらく我慢していたが、もともとうるさい音が苦手ということもあり、だんだん苦痛が上昇して、「出かけようか?いや、用もないのに、今日は部屋にいて発表のパワポつくる予定なのに外に行く筋合いなく、それは敗北だ」と思い、思い切って、隣にうるせーぞ!って乗り込んでみました。

 

するとお笑い・・、隣にはあの韓国の二人組が(言って替えてもらったのが、こちらの方が寝心地よさげだから勝手に移ったか・・と思いつつ、ハッと気づく。B室もベッドひとつしかないんだから(そういうご関係である可能性もなくはないし、それならそれでもちろん別にいいけど)、もしかしたら、ふたりでそれぞれB室とC室借りてるのか? だったらなんで火曜日に掃除が来るのか???まぁいいや。いろいろ分からないが。

とにかく、そのときには2人供C室にいて、おれたちもさっきまで寝ていたんだ。これ下から響いていてうるさいよ!と。 赤っ恥かいてというかご迷惑おかけして、ごめんごめんと平謝りして、ここにコンポがあるの知ってたもんだから勘違いしちゃったよと、それで確かに階下から響いている。階下って・・地下室じゃん??

 

じゃぁわたし下に行って様子見て対応してくるから・・と謝りがてら、着替えて(というかフリース羽織って)下に降りると、お~、地下にも1室居室らしきものが!ドアにMy Room なんとか(名前)って3人の名前書いてあって・・ドアを何度かノック。外から音大きいと思うが~と先と同じようなセリフを言ってみてノック。反応なし。う~ん、3人いたら多勢に無勢だし、撃たれたらまずいからここは生きて帰るのが第一目標だから自重するか(十分いろいろやらかしているけど)と。

 

部屋に戻り、「No way~~」とか言っていると、音止まった。やった。

そして家主から返事が:その彼女か彼か滞在しているやつか?こちらから言うが・・・。

 

ごめんごめん、階下からだったよ。ところでメールボックス使えるかな。鍵必要みたいだけど。と話を替えて返信。

 

しかし、隣に誰が入っているかわからないから、こうしたときによけいいらつくんだよね。本当入居予定エクセルがこちらでも見られたらいいんだけど、きっとIT起業家の家主はそんな簡単なシステムではなくて、料金徴収、その結果確認みたいな機能を含ませて情報整理しているに違いない。実験室使用計画みたいに名前なしで色塗りで予定入っているところだけB室、C室塗りつぶした表でも貼ってあったら分かりやすいけど、随時いきなり予約が入るかもしれないのがこの商売だからリアルタイムに見せるならグーグルカレンダーみたいなやつでないとだめだろう。

 

しかし・・女性の声と思ったのは勘違いか。男性でも高い声の人いるし、ましてやくしゃみだからな。

 

アレンタウンのときは隔絶された3階だったから、ときに違う人に出会うがいつチェックインしていつチェックアウトしたか、まして今入ってきたかどうかなど階段にドアもついていたから下のことはまるで分からず平和だった。やはり! 失ってわかる利点ってやつ。同居者がいても3階と2階で階が違えば本当に気になる程度が全く異なる。評判にも書かれている「薄い壁」で隔てられた両側2室。常に微妙にいたりいなかったりの世界で気にしないようにしようと思いつつも自動モードでつい気にしてしまうことに。それはキッチンやトイレでの行動にも反映する。NYUのMLでSublet情報も盛んだが、ルームメイト(使うBRは別)というのもより安定するからいいのかもしれないし、うっとうしいかもしれない。

 

いずれにしてももう少しゆっくり様子見をして、12月15日からの予定をどうするか考えてみよう。Airbnbを見ていると25万くらいで思い切って(相場より安い)、マンハッタン内ひとり独占個室単戸ってやつを予約してもいいなと食指が動いたけど、まぁいろいろ情報仕入れてまだしばらく考えよう。

 

そしてこの大音響、明日以降もやんでいるといいのだが。火曜日はBrownBagで大学に行くが、明日はアマゾンの本受け取りでさらに家に居続けるからなぁ。

【ありゃあ】院生に逆戻り【発表が!】

ほんとはジョンのゼミで発表とかはするつもりがもともとなかったが、なんか最初の会合ののりで、一瞬やった方が議論の得かもと、他の参加者より少ない「2回」を引き受けた。第3回と第9回だ。

 

なんとなく、最初をガイダンス・・0回と勝手に思っていて、3週先か、ちょうどいいかなと思っていたら、次がもう第2回だった。第3回って来週やん。大失敗。

 

今週末、家族がニューヨークに来るのだ。息子がついにとれた休日を投入をして(夏休みの分)、土曜日に到着、もしかして木曜は帰る日では?送っていけないぞ。 よくこういう失敗するんですよね、わたしは。瞬間の選択でよく負けの方をとる。とっさの勝負に弱い。

 

まぁ文献読むの楽なようにステレオタイプ、偏見でやったし、昨日もうひとつ論文読んだし、まぁ仕方ない。

 

で、日本とは違うから課題論文or書籍(必須5本くらい書いてある)を要約して報告するのではなく、そこからヒントを得てなんかしゃべる。まぁICUの大学院で自分がやっている授業と同じスタイルだ。

 

なので、たいていの論文は既読ではあるが、もちろん忘れていたりする。そこを精密に読み直す必要もないから、ヒルビリーの話しようかと。もうさんざ去年とかゼミでやっているかもしれないが、日本人が発表するのもおもしろいだろう。システム正当化の日本でのありようという文化差の話と最後、ヒルビリーエレジーの本にかかわる話をして10分。報告10分、議論30分というアメリカ仕様だから、わーわー言えるのがおもしろいかもと。でもあまりワーワー言われると聞き取れないですけど。雑談はこわくて、ゴードン夫妻とゴルヴィとそろったカフェでの雑談は3割くらいは分からなかったもんなぁ、おもしろい細かいニュアンス、笑いどころとかが十分わからないですよね。夫人はなんか女性らしく気遣って、ときに確認してくれましたよね。こちらから話をするタイミングも用意してくれて、話に入りやすいようにしてくれたし。これは新鮮な経験でした。今までの会合、集まりでそういう配慮を受けたことは(外国で)人生上なかったから。

 

それはともかく、予想以上にヒルビリーは興味深かった。アパラチアのふもとでの生活(途中からオハイオ)での低階層白人がどんな日常を送っているのか自身の自伝的歴史を赤裸々につづった社会科学のトレーニングも受けた現、弁護士?だっけ。法科大学院を卒業した人が書いたもの。低階層からの奇跡の脱出みたいな。

 

他人の反応とか、システム正当化とか読んでいるとまぁそうなんだろうなとも思うし、社会が動かなかったりするのはそうなんだろうなと思うのだが、自分自身が子どもの頃からどちらかというと反発系、革命系の人間だったので(社会心理界隈ではあまりそう思われていないと思う。おとなしくすることで就職を得たため)、素直にシステムを認めてしまうという思考がうまく想像できないのだ。欠点なんかすぐ目に留まるし、「ここはこう変えた方がいいんじゃないか」とすぐ思うので、なぜ現状の制度に無批判でいられるかが本当にピンとこないのだ。

 

で、ヒルビリーの本を読むと確かに本当に壮絶で「何かを考える」どころではない日常。バウマイスター的なあれだと、制御資源が枯渇しきっているから(それどころか経済資源も空腹もすべてのものが)、持続的にがまん強く何かを続けられない。

 

高階層のリバタリアンは彼らは怠け者だという。確かにこの本で登場する彼の友人は、せっかく職にありついたのに、無断欠勤、遅刻で解雇される。一面では「努力が足りないんだ。がんばりが足りない」のはそのとおりなのである。だが、資源が奪われた人間にとって、持続的努力はそれこそがとてつもなく難しく、たぶん体調や栄養バランスの問題(ビタミン、ミネラルとか)もあるのだろうが、持続したくてもできない。そしてまたそういった中産階級的な勤勉さを養うような家庭教育も受けず、所属する学校でも同じような人たちばかり。むしろ持続的なプチブル的努力をあざ笑う風潮がはびこる。欲しかったら、盗んでくりゃあいいじゃん、その方がずっと簡単、みたいなカルチャーにいたら、なかなか上昇はできない。ドラッグにそまって刑務所とかを出たり、入ったり。

 

これまで日本でも出版されている貧困系の社会学の本はあまり読んでいなかったので新鮮。闇金ウシジマくんのマンガは、クラスメートが映画にしているので少し読んだが、闇金はまた極端なという気もしたが、そこに現れるやる気のない、生活破綻したボロボロの人間たちは実在するし、この繁栄の国アメリカの南部、中西部を舞台にしたこの本でもたくさん登場するわけだ。

 

ヒューリスティックとしてのシステム正当化、非意識的に浸透する現状肯定とかいうのをテーマに発表を構築しようかとパワポを準備中。

 

課題に取り組むなんて、ふだん自己課題は出すけど、こういうの久々で読書会とはまたちょっと違った感じの緊張と挑戦感が。ゼミに日本出身がひとりいることがわかったので、いよいよ困ったら通訳してもらおう。

【闘え】甘かったよ【主張しないとね】

Airbnbが法的にどういうものかちゃんと心得ていないが、民泊がアパート賃貸という要素よりも旅行者のためのホテルの代替物という位置づけであるような気はする。

 

ホテルをまねる必要はないが、大家がしばしばバスタオルは提供、アメニティグッズは用意という態勢をとることが多いのはそのためだろう。安い民泊だから徹底は無理だろうし、そういう趣旨でもないのだろうが、掃除もホテルの形態にしてほしい。客のものはいじらないと。

 

何が起こったか?

 

部屋にちょっと戻ってびっくりいろいろものが動かされていたのだ。重いものが弱い段ボールの上に積み重ねられていたり、パソコンデスクに配置していたいろいろなものの置き位置が変わっている。デスクマットの敷き方も変わってしまった。せっかく工夫して敷いていたのに。

 

神経質と思う向きもあるかもしれないが、どうだろう。研究者にとって本や資料が他人にいじられる・・・すごく生理的にいやなことではないだろうか。

 

研究メモを含んだ、お仕事メモを小つくえの上においていた。別のところにポイと置いていた。明らかに重要性を軽視する態度だ。研究者にとってメモは大事なもの(じゃあかばんか引き出しに入れて置けよって・・わたしは見えないと、なかったことになるので、いつも見えるところに貼ったりおいたりすることで初めて効能があるのだ)。

 

なぜか洗濯洗剤がビニル袋から出されていてビニル袋だけない(捨てられていたり)、パンもビニル袋から出されてパソコンテーブルにおいてある。たぶんパソコンテーブルを拭いたのだろう。洗剤は少し周りが汚れるからランドリーに持っていくのにビニル袋は必要なのだ。中身を隠して持っていかれないようにする役割もある。

 

リビングにいたから気づけよ!と自分でも思うが、PCに注意を向けている間に手際よくさっと掃除したみたいだ。掃除機にじゃまになるものを全部重ねて壁の方に寄せる。だからPCデスクも前よりも壁に向かって並行にきちんとつけていた(これまで角にむけて少し離して斜めにたてていた)。うかつに動かされると最下段にあるプリンターが・・。下手にいすを押し込んだら、プリンターに衝突が・・したかもしれないが。

 

片付けていて本当によかった。過剰対応かもと思いながらなるべくトランクに入れて隅に立てかけ、かばんもクローゼットに入れて、結構床が掃除しやすいようにかたしておいたのだ。それでも動かされた!

 

で、要望した。この部屋についてはわたしはシーツを替えてもらうことで十分だ。それでありがたい。いろいろ生活のものを置いているので、お願いだからそれはには触れずに動かさずにそのままにしておいてほしい。それで床は自分自身で掃除機をかけるから、床の掃除の必要はない。

 

だけど、派遣業者だから次の人に申し送られる見込みは薄い気もする。前の人は掃除してほしければ木曜日ドアを開けておいてねと、言っていたわけだから、今後はドアにカギをかけてドアに掃除無用と貼っておこう(少なくても次の火曜日は)。それでよほど覚悟ができた一か月に一度くらい「シーツ替えるだけしてください」とドアに貼っておいて中に入れるという手をとろう。

 

たいへんなのはそれだけではなかった。わたしはそもそも軽度の化学物質過敏症なのだ。くさいよ!!!! 見てると同じ場所にハイター的なものを5回くらいふきつけて拭いている。ちょっと景気よくやり過ぎだなぁと思っていたが、案の定部屋もくさいし、キッチンもバストイレもめっちゃ洗剤+ハイターくさい。目がちかちかする。実際夜中軽くぜんそくが出た。死ぬよ!

 

で、トイレの電気をつけると換気扇らしきものも回るのだが、なぜか換気扇部分だけしばらくすると自動的に止まる。まだくさいが、しかし朝にはなんとか風呂に湯をはって入れる状態にはなった。やばすぎ(泣)。部屋のファンを強にして回していたら、夜中息苦しくて起きたときにはのどが腫れていた。さっそくコーンクリームスープを飲み、ミニチキンラーメンをつくって、お汁攻勢でのどを防御、背中、首筋をドライヤーであたためて、少し厚着にしてこのまま風邪に移行しないように防備。

 

本当に次の掃除のときには、部屋を閉めて防御しておくしかない。帰宅したら部屋にこもり、においから離れるしかないが、トイレはいかざるを得ない。(今でもトイレのドアをあけるとパーッとハイター臭が)(最近、ニューヨーカーが汚染、感染に神経質でよく携帯アルコールを用いているのは知っているけど・・・)

 

部屋のなかのものをいじらないように業者の人に依頼したことを大家にメッセージで報告。シーツ替えだけにしたいということで何か問題あるかと問うておいた。朝、それで何の問題もないと返事。大家はうまく都合のいいところにだけ好印象?の返事をする傾向、ネガティブには足を取られないで、よい部分をとって「今日シーツを替えられたというのを聞いて喜んでいるよ」と。うまい。ビジネスマンや。

 

ということでCleaning Ladyとの闘いが開始されたのだ(笑)。

 

住居の部屋の方

9月7日午後8時。ただいま掃除の人が入ってバストイレなど掃除中です。部屋のシーツも替えて、わたしはリビングでPC作業中。

 

一週間に一度シーツ替えするというのはいいなと思うと同時に、そこまでしなくてもやや面倒という気が。アレンタウンのときは、バスタオルとかを一週間から10日で交換(この間、まとめて3枚くらいくれているのを順に使っていく、言えば随時交換もできる)、ベッドのシーツ、枕カバーはおよそ1か月に一度の交換だった。

 

それほど潔癖ではないので、こんなペースでまぁいいかという感じだった。一応、昔からの習慣で(妻のやり方が乗り移っているのだが)、みっともないのをさらさないのと、盗難予防でひととおり出しっぱなしのものは収納、片付けて、掃除に供することをホテルでもやっている。

 

だから、掃除にはこちらの準備、用意、心構えが必要でやや負担なのだ。そういう意味では一週間に一度はつらいかもしれないから、飛ばしてもらって2週間に一度という話にしてもらうかもしれない。

 

と思って、入居初日に来た人と同じ人かとてっきり思っていたら違う人だった。でも同じ黒いジャージというか今さら見ればもしかして掃除用制服なのかもしれないから、これは掃除派遣業者なのだなと気づいた。初日の人は友人だと言っていたが、どうなのか・・。家主のメールではクリーニングレディと記してあるので名前を呼ばない。それは誰か分からない派遣業者だったからに違いない。すると、こちらでは大体そうだが、ややこしいことを依頼するとトラブるので、おとなしく掃除してくれる分には掃除してもらうといいかも。プロの業者だし、だから過剰に部屋をあらかじめて片付けて気負わなくてもいいようにしてもらえばいいかも。

 

3組入居するとゴミは1週間でかなりたまるので、その片づけは必要だしね。昨日二組ともチェックアウトのようで、それで今日、掃除に来た。今度また火曜日に来るというから週末から1組か2組が3泊くらいしていくのかもしれない。チェックアウトがあると掃除に来ざるを得ないのだ。

 

今後も宿泊客は、こうした入れ代わり立ち代わりかなぁ。とにかくあまり気にしないようにして、うまく自分のペースをつくらないと。

なるべく日中に掃除してほしい要望は大家に出した。今日も朝掃除のはずだったのが予定変更したのだ。途中でそうしたメッセージが入ったので、夕飯にマンハッタンでピザ食べたり、帰りがけに15分くらいの位置にあるスーパーに寄って買い物して戻ったりしたが、予定の18時には来ていなくて、19時過ぎに現れた。終わるまでこちらはちょっとくつろげないので、夜に掃除されるのは本当に困る。大家は気にせず部屋で休んでもらってもいいよ、また火曜日に来るから・・てなことだったが、こちらがまだキッチンで追加の夜ごはん食べている絶妙の時間に来たので、結局自分の部屋もシーツ替えやってもらったのだ(というか別段言わなければ、さっと一番に手をつけて始めた)。

 

部屋自体は気に入っているが、出入りの者たちとどう対応するかがまだ手探りだなぁ。でも、人がチェックアウトしていないとき(昨日)はゆっくりやりたい放題で、湯をためて風呂にのんびりと入ったり、リビングスペース使い放題って感じもちょっと楽しい。

動き出した日常

Johnがサバティカルから帰還して本日9月7日、こちらでの客員研究員としての研究生活が始まりました。とりあえず、院生に対する彼のゼミが今日木曜日午後2時からというスケジュールで出席。PDが3人も出ていて、一方新入生もいるという集まり。タスクの割り当てで、ひとりあたり3回以上の発表となりましたが、わたしは2回にしておいてもらいました。発表はした方がやりたい議論もしやすいかと思って、ただ希望回をグルーっと回って書き込んできたのが最後あたりに回ってきたので「宗教」の回はもう埋まっていました。負担の少ない、ステレオタイプと偏見の第3回と、フィスクさんらの両価的性差別が関与する第9回にしておきました。

 

初回の文献には、マルクスのドイツイデオロギーからとった10頁ほどが! ルカーチやグラハムなど心理では通常あまり関わらない文献も満載で、さすがただの心理系とは異なる広くポリサイに関わっているだけあります。権威主義的パーソナリティに焦点をあてる回とか、資本主義の問題、経済の問題などこちらとして期待以上に望む内容でとても楽しみです。

 

最近結構、佐藤優の本なども読んでいるので、現代における改めてのマルクスの資本主義分析の意義とかそういったことにもなじみつつあるので非常におもしろいですね。アドルノはもちろんかつて勉強しておりましたし、階層や格差の問題はちまちまと勉強してきているので対応可能かなと。英語でうまく議論できるかどうかは別ですけど・・・。

 

まだ本決まりではないですが、Jostラボのミーティングは火曜日の午前中が有力か、そして火曜日のランチの時間がこちらでのBrown Bag Meetingでここに学外からのゲストも来る模様。ときに木曜日4時からもそうしたスケジュールが不定期にコロキアムとして入る予定で、事前に教えてくれと言っておいたら、今日事務の方から一覧リストを渡してもらえました。LibermanやPayneも来る模様です。楽しみ。

 

少し混み始めるかなぁと思う7:45くらいのバスにウィーホーケンから乗車するも15分でバスターミナルに到着しました。意外に大丈夫。全体で45分くらいで大学に到着するので、関大でもリーハイでも大体ふだんの出勤時間8時半くらいに行く場合でも問題ないことがわかりました。もう少し早く行くか遅く行くかどういった習慣になるか分かりませんが、朝の散歩的なことは続けられそうかなぁ。

 

でも、マンハッタン降りるとまさに通勤NYビジネスマンがみんな早歩きしているが、まじこれに巻き込まれたら普段以上のハードワークになってしまってなんのためのサバティカルかともなるので、マイペースのんびりはある程度失わないように、後期に臨みたいと思っています。

 

あ、研究室は10月まで当分共同の広いラボの研究室(ただ、大体2、3人しかいなくて目隠しついたてがあるからまぁいいですけど)で、11月からいなくなる人のあとの空いた個人研究室を使えるということになりました。