zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

英語

20年前にCAに行ったときは家族が一緒だった。子供は3歳。

 

妻は要求性が高く、すべての行動が一緒。買い物の運転とか全部。なので、大学には週に2,3日いるくらいで、あとはずっと妻のお抱え運転手。子供をあちらこちらに連れて行き、楽しませ、家族団らんし、買い物し、で一日が終わる。ずっと日本語。実は大して英語を話す必要のない一年間だった。レストランもまともなのは一回行ったきり、あとは妻が全部食事をつくって食べる。その他はハンバーガーなど(出かけたとき)ファーストフード。これも決まったハンバーガー屋とタコベルと、パンダエクスプレスにしか行かない。だからあのときはサブウェイの注文の仕方さえ習得していなかった(一度も店に入ったことがなかった)。

なにしろ外でこちらが困っても妻がしゃべれてしまうから、全部片付いてしまうので、大して出る幕なし。

いくつかのゼミと水曜と金曜日のトーク。一時間ずつの瞬発のがんばり。質問したりしてみる。でも学術の場はちゃんと正しい、完全な文で話されるようでわりにやりとりは容易。院生たち同士の雑談なんて全く聞き取れない。

何も英語を進歩させる機会がもてない一年間だった。実験はちゃっかりやっちゃいましたが、院生が非常に努力的、献身的で助けられました。結果がいまいちで論文化できなくてごめんよ~(泣)。

むしろその後のひとりで参加する国際学会の方がよほど役に立った。

集中的に毎日たくさんトークを聞く方が聴解脳が形成されていく。

生活技術だけは一年の滞在で仕入れたが。