zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

ペンシルべニア州で自動車免許を取得するには

意外とアクセスありましたので、ちゃんとした整理も書いておきます。

 

ペンシルベニアで2017年現在、海外からやってきて自動車免許をとるには以下の手順が必要です。

1.まず国際運転免許証をとってもってくること

  これはお住まいのお近くの運転免許試験場などで写真をたずさえていけばわりあいすぐにとれます。

2.Webで検索して、ペンシルベニアでお住まいの近くのDMVあるいはDOTのある場所を探して行きます。WebでもDriver's Manualがありますが、冊子がよければこのときにもらうとよいです(入り口の冊子立てに並んでいることも)。

 

3.まず入口で種目というか何をしたいか問われます。それで目的毎に書類と番号札が渡されますが、まず医師の診断が必要なので書類だけもらいます。Webでダウンロードも可能なので、プリンタがあれば、2,3を省略してWebで対応することも可能です。

 

4.Webなどで、Pennsylvania driver's license physicianでひくとお近くの医師のいる地点が地図上に出せます。

 

5.電話してアポイント。通常アメリカでは医療は飛び込みではないので、まずアポイントをとってその日時に行きます。医師によってはなにかを用意してくるように言う場合もあるかもしれません。DOTでもらった(Webでダウンロードした)書類にサインが必要なので忘れずに持っていきます。診断が終わったらサインしてもらいます。

6.この一方で入国できるだけすぐに、まだ持っていない人はSSNをとります。短期の条件によってはとれない場合(州)があるとも聞きますが、ペンシルベニアでは役所窓口にいって申し込み、発行までにしばらく時間がかかります。3週間くらいという人もいますので、こういうわけで普通の場合、免許はすぐにはとることができません。

7. チェック(小切手)かマネーオーダー。手続き費用について現金やクレジットカードを受け付けませんので、いずれかを用意するように強く注意されています。最初の入ったところでの振り分けでこれがないことがわかると門前払いです。

8.小切手を出せるには銀行口座を開く必要があります。Bank of Americaではソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)がなくても開けると言っていた人がいました。そうでない銀行ならSSNが発行されるのを待ち、それをもって銀行に行き口座を開設します。住所地の確認を求められますので(住所地が日本でも開設可能とは思いますが)、当地を住所地にする場合は届いた手紙をもっていくとよいです。大学研究者はあれば大学のIDカードを示すと心証的に信用確認に役立ちます。小切手を使いたいというと、どういうことに使うか尋ねられることがあります(小切手帳にも費用がかかる)。DMVで必要とか言うといいです。

9.小切手を使いたくなければ、マネーオーダー(あらかじめ現金ですでに買われた小切手のようなもの。なので不渡りにならない)を使います。大きなスーパーやコンビニで買えます。免許の種類によりますが、30ドル程度です。きちんとした額は各各お調べください。

  試験を受ける分は現在5ドルです。

10.さて、DOTに行きます。ふりわけられて番号札がわたされます。書類は必要な個所を記入していきましょう。わたしのように何か不備で追い返されることもありますから、サインの日付はまだあけておいていいかもしれません。

 以下のものが必要です。

  (1)パスポート (2)SSNカード (3)書いた書類

  (4)DS2019 (5)I-98(なければWebで自分の現況がダウンロード、印刷できます) J1ステイタスを確認する書類です。

 (6)現在の住所地を確認できる郵便物2点。免許証には住所が入ります。だからもちろんこの時点で居を定めていないといけません。銀行開設とかをすればカードが住所地に郵送されて届きますし、電気、水道などをもし払うように契約して申し込んでいればそうした請求書の郵便物でもいいです。(Mailと普通言われたらいわゆる日本での郵便のことです。e-mailはtext-messaging, texting) 

    (7)日本の運転免許証 (8)国際運転免許証

  (9)小切手かマネーオーダー

11.最初に書類に不備がないか確認されると思います。パスしたらVisual Testをその場でやります。よくある眼科で除くようなやつです。わたしは4行目を全部(左から)読めと言われました。それで右上や左上の光点について点灯したとか、どっちにあるとか回答します。簡単に終わります。

 

12.次にディスプレイのところに行かされて、知識テストです。18問中15問以上で合格です。

 

13.終わったら窓口に戻り、手続きの続きです。うまくいけばそれで技能試験の日取りアポイントをとる権利が得られます。

 

14.仮免許証が発行されます。(ここまでたどり着いていないのでこのとき写真をとるかどうか不明。のちの正式の発行のときに写真をとられるのかもしれない・・・)でも、たぶんパスした人らしき者たちがふたたび別の場所で名前をよばれて写真とられていましたからまず撮っておくのかもしれない。

 

15.技能試験日を取り決め、路上テスト。運転経験があればそう難しくないと思います。縦列駐車に自信のない人は少し練習しておいたらいいかもしれません。事前に「スリーポイントターン」をWebで見ておきましょう。 車は自分のの持ち込みで試験です。レンタカーではいけないケースがあると聞きますので確認必要です。ガスチェックの書類ももっていきます。知り合いの車を借りるとかでもOKです。

以上でいけるかと思います。お疲れさまでした。

 

関係ない人には意味のない記事でした。すみません。