zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

スピードについていけない?

予定が急だったりする。

 

アメリカ社会が全体にそうか、他の大学でもそうか、どれくらい一般化できるかは全くわからない。ただ、20年前のサンタバーバラではそんな気がしなかったが、時代のスピードのせいもあるだろう。

 

今、リーハイのメールを開いたら、一昨日「明日ランチ」の呼びかけがあって、昨日木曜日の昼に来れる人という有志でランチがあったらしい。あとの祭り。

 

もちろん賢く、(エネルギーがあって若ければ)ネットを十全に利用していたら、

リーハイ大学のポータルサイトからはいるメーラー(実態はGmail)の設定で

まずフィルターをかけて、山ほどくる大学の予定表みたいなくずメールをそっちのカテゴリーに全部追いやった上で、事務員や教員個人から来るメールだけを自分の従来のGmailに転送で飛ばして、さらにアラームでも鳴るように設定しておけば、機を逃すことはない。

 

もちろん最近顔を合わさないで対面で情報収集や会話をしていないのも問題かもしれないが。

どうですか?

日本では、K大でそうですが、「集まり」みたいなのを持とうと思うと、遅くても1週間前には予定がFixされるような、早ければ3週間くらい前から予定予約ですよね。

 

もちろん体系化された学部の暑気払いとかだと1ヶ月以上前から予定が決まっているというか、これはもう習慣で7月の最後の教授会の日と決まっている。

 

で、ミーティングとかあると、「そのあと懇親会だよ~」ってなことは、2か月以上前から決まっている。だいたい懇親会の多くは出席調査をしているくらいだ。読書会のあとは習慣的なものだから、事前アナウンスがあってもなくても、その場で行く場合はある。

 

ということで大体行事がらみで集まったついでというか機会に集まりの催し?(日本では普通「飲み会」)というものは存在する。

 

集まりがないのに、単独にその夜に飲み会・・それはむしろ友人関係とかで、これまた早くから予約がある。

 

まぁわたしの場合、基本飲めないので、「その日ふらっと飲みに行く」という行動レパートリーを有したことがないので、その日気分に任せて(あるいは何か企んでw? お願い事があるとか、情報収集とか)、「どう今夜?」みたいのが皆無である。

 

会社とか仕事場ではそういうのかなりあるのだろうか。「帰り一杯やっていく?」とか。わたしには一生ないと思う。「集まり」でない限り。

ゼミコンパを二転、三転して、結局強引に「その日」開催した経験はあるが・・。これはまた違う。

 

大学のある種のタイプの人では「そういうのは果てしない時間の無駄づかい」「その時間本や論文でも読めや」みたいなことがあって、なるべくくだらない雑談飲み会だらだらは不参加という方針の人がいる。わたしはでもバカなのでこういうの付き合いいい方だ(予約ケース)、普段。でもだんだんしなくなっているが。

 

だからランチ文化というのは、いろいろな事情のある人(早く帰宅しないといけない人、お迎えに行かないといけないなど)も包含できるダイバーシティ対応でよいことだ。どうせ昼食べるでしょ?ランチいっしょにしない? ってことですよね。

 

でも実はそれはあんまり好きではない。それも「予約」してもらえるともちろん参加するし、対応するけど、食物、健康がちょっと独特に気をつけなければいけない状態にある自分ではいきなり「予定していたものと違うものを食べる」は厳禁である。

下手したら弁当というかもってきているものを捨てて、外食に参加しないといけなくなる。だから、廊下で出くわして昼いっしょに食べる・・・はない。これは前任校でも現任校でもない。

 

おもしろいもんで、どこもそうかは知らないが、教員文化は個人主義的でめいめい自分のペースで仕事をしていて、それが大事であることを互いにわかっているからか、人の予定に極力侵入することは避けるのだ。

どうせ、同じ食堂で食べていたとしても、一緒に行くかどうかとか、いちいち面倒なことは気にしない・・・ことにする。

 

わたしは晩飯は人ととか、二人飯とか好きだが、昼飯はひとり飯の方が好きだ、そもそも。というか一時期は大して昼飯食べていなかった。食べちゃだめってほどでもないが、パン一個。それくらいでないとマズイ感じ。一時はクラッカーとコーヒーとか。

 

大体気がせくタイプなので、夜予定完了後、ゆっくり人と食事するのはいいけど、それでおいしいものを堪能するのは大歓迎だが、昼じゃ食べた気もしないので(味わうゆとりがないのか)、おいしいイタリアンで昼食・・とか、講演で人を招くとかでない限り考えられない。むしろこういう授業と授業、仕事との合間みたいな時間は、ジャンクな食べ方をしたい。パンひとつとかクッキーとナッツ、チーズとか。外で食べるなら、学生向き食堂みたいのとか、どんぶりめしとか。(ラーメンは臭うから職場の昼では食べない)

 

だいぶ話がずれたが、そういうメール設定していないからついつい大学の方のアドレスはまめにチェックしていないで(これも技術が稚拙だからだろうけど、スマホでは自分のGmailが立ち上がる設定になっているので、大学のGmailにしようとすると、切り替えて別のアカウント、パスを入れることになり切り替えるのが面倒で、鳴る設定にも

してあるので、自分のGmailにメールが入るとチリンと鳴るが、これが大学の方のくず

メールも入る度に鳴らされるとイヤ。いずれもていねいに設定すればいいのかもしれないが、とにかくそういうことが面倒でイヤ)、見逃す。1週間前に言ってくれればいつかは開くから間に合う気がするが、今回みたいに一日前に思いつきで入れられても無理

って感じ。

自分もここで3年働くとかいう状況なら、ちゃんとここのメアドを使って、フィルター設定、カテゴリー自動仕分けとかするかもだが・・・。

 

実はGoridonには別の機会になんか情報入ったら転送しておいてくれると助かる(自分のGmailの方に)とは言っておいてあるのだが、まぁそんなことは忘れたのだろう。元来かなり気の利かないタイプ(アメリカ人のなかでもというかこの学科の中でもということだがw)だからそういった細かいことは苦手でムリなんだろう。仕方ない。

 

しかし、もともと木曜昼は、ブラウンバッグトークの時間帯だったから、そこ要注意なのかもしれないと分かった。授業終わっても、ふとその時間帯に「集まれる人でランチ~」みたいなことがたぶん行われる可能性というか習慣があったのかもしれない。

 

といってもう7月に一旦ヨーロッパに行っちゃうからまぁいいけど。

 

機動性に欠けたというお話でしたが、Gordonのゼミでも朝いきなり「今日はやめでみんなでトーク出席だ~」みたいの回ってきて危うく見逃すとこだったことあった。トークの予定なんて一月前から分かっているのに・・・。