zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

大失敗!

アムステルダムに滞在中は何やかやと忙しいのと、ネット環境がひどく悪かったので、こちらに書いてませんでした。

 

もともと、ヨーロッパで自力でネット環境を用意するつもりはなかったので、ホテルのWifi接続と学会会場のWifi接続が頼りでしたが、自分だけそうか分かりませんが、ECPの方はどうも会場の接続もいまひとつで、ホテルは一日、9.99ユーロ出せば速いインターネット24時間になるとの案内でパスワードももらったのですが、一旦無料Wifiの方でつなげると切ってもやり直しても削除してもこの無料に自動でつながり、有料の方に仕切りなおす方略が分からないまま、ただの方がいいか、まぁという気になって、不十分な環境に甘んじておりました。

 

会場のWifiのせいとは言い切りたくはないですが、どうも不思議なのはECP提供のアプリで当日やっているセッションをスケジュールから呼び出すといくつかの行がnull情報なしと出るのですね。必要な(だと思っていた)セッションの会場が出てこず分からないなんてことも。小さいパンフ状のものと合わせて使っていました。

 

どうもそもそもこのアプリを作成したものはこうした大会と縁がない方々がつくったらしく、わたしたち利用者のポイントを全く押さえていませんでした。

 

まず、タイトルが全部出ない。最初の頁で無駄に大きなフォントでタイトルの途中までが出て、次に的なクリックをすると全貌とアブストが出てくるという仕組み。

 

これがネットが早くてサクサク行けば、まだ問題ないのだろうが、遅くてしばらく待つ。これはダメ。やはり、タイトルは全体を見ないと、キーワードが後ろにあったり、どういう領域、範囲でのことかが分からない(最後の2wordでサンプルが病者である臨床的な研究であることが分かるとか)。

 

そして、アプリだけでなく、全体の学会支援業者のせいなのか、パンフ状のスケジュールは人の名前がない。もちろんコンテンツの方が大事とも言えるが、あの人の話を聞きたい、あの人のこれならいいや(笑)とかいろいろあるから、やはり特にKeyNoteなんてのは話者とタイトルセットで載せてほしい。

 

そして会場壁に貼ってあるのも小さい字だが、これまた人の名がない。そしてアプリのポスター検索はどうやら発表者で検索できない。

参加者は名前で検索できるが、それが出てきたら当然その人の発表にリンクがつながっているのが当然と思うのだが、驚いたことにリンクがない。「この人がいるよ」ってだけ。だから誰がどんな発表をしているのか、ポスターについては全く分からない。結局行ってみるしかない。ひとつひとつポスターのタイトル画面から時間かけて一枚一枚「次の頁へ」めくっていくとその発表者が現われるが、ポスターなんてたくさん塊で出ているものについては、人タイトル番号が一覧で示されていないとたいそう不自由だ。当然。

 

で、決定的な見落とし、勘違いをしたのだ。最終日金曜日。

飛行機でお話しさせていただいていたFiskeさんのトーク。わたしのスマホではアプリがうまく働かず、現れない。中止かと思っていたくらいだ。しかし、妙なのでいろいろ調べても分からない。タイトルをうろ覚えだったのだ。タイトルしかないと話者の名前がないから。

 

で、勘違いしたセッションにあとで行き、間違えたことに気づいたがそのときには、その前の時間帯にトークは終わっていた! 大失策。あ~あ。

 

もちろん神経細かく押さえていたら、こんなことなかったと思うが、本当に惜しいことをした。

 

っていう話。

 

昨夜、ニュージャージー(EWR)に戻ってきて、今日ニュージャージー州内のベツレヘムへの帰り道の途中にあるモーテル。時差からいうと深夜に突入する時間帯にレンタカーを借りてそのまま無理に全部走ると事故りそうな怖れがあるので、慎重に空港近めの宿にしておいたのだ。そろそろチェックアウトの時間。また次の宿に移ります。