zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

避暑地の夢?

ということで、キチネット付きのところに入ったわけだが、2,3日いて思ったのは、こりゃあ貸しアパートだわという感じ。思えばこれがもともとベツレヘムでの滞在のあるべき姿だった、アパート借用というのに「雰囲気」だけは近い。「ベツレヘム内に住む」というのも広い意味ではついに達成されたということか。

 

「広い意味」といったのはここいら周辺、northamptonという名前がちらほら始まっており、地図で正式?にnorthamptonを出すともう少し北の地域なのだが、ベツレヘムで地域境界を出すとぎりぎり「外」なのだ。すぐにあるショッピングモールは「bethlehem square」なのだが。

 

それはそれとして、ベツレヘムを西側からずっと眺め、通りに習熟したのち、今度は東北側で二度味わえると思うと面白い。周辺ほとんど行った事のないショッピングモールや店だらけなので。昨日も大学に行くルートをちょっと曲がり損ねてちょびっと迂回するはめになったが、それもいろいろな通りの風景を眺められて面白い。

 

以前ここに書いた、「こんなところがあったのか」というベツレヘム東北側のすごい高級住宅地がずらーっと並んだ先のWalmartWalmartの記事のところです)のさらに先ってところですんで。

 

もう少し自己高揚で気分を上げれば、夏の間滞在する避暑地とも思える。なにしろここにじっとしていれば涼しいというか寒いくらいなのだ。決して外が涼しいわけではないが、なぜかというと、廊下、全館すごい冷房しているのだ。だから今も冷房を切っているが、特に夕方以降、午前中まで部屋の冷房はいらない。なんか廊下から冷えちゃうのだ。長袖のスウェット着ちゃうくらいです。それで窓から風景眺めると緑が濃く、森のようなので、軽井沢つま恋を錯覚させるというと大げさなのですが、うちはよく8月に長野県、富士見高原、原村に行くんですね。

 

それで、5月にサイトで見つけて予約とったときに、モールに歩いていけるなぁと車なしで引きこもる手もありと思ったわけですが、その近い歩きルートが・・・・「森の道」なんですね。

 

最初、車で通ったときは、「これ通行していいの!?」って思うようなところでしたが、昨日また通ると、「あれぇ、これ富士見高原の原村ペンションから農業大学校なんかの朝市に買い物行く道と同じ感じやん。」と思いまして、森を通り抜ける道。。少し周りに立つ個人住宅も見ようによってはペンション。すると、この週貸しする施設は、滞在型貸しペンションってことですね、みたいな。

 

という幻想は昨日の戻り道、気温が34℃で車入ったときには表示パネルに99(カ氏)と出ていて暑さにぐわーんと(東京連日そうなのでしょうが)しながら22号線を走っていて、いやいや全然避暑できていないし・・・と思ったのでした。

 

しかし、夕方遅め、一気に夕立が長時間、とたんに涼しくなっていくぶん避暑の夢はよみがえりました。「夏の避暑でひとりペンションでのんびりと執筆に携わる作家」になった錯覚をあえてもち、幸福度を上げて、論文を書こうかと・・・。一歩、34度の外に出れば夢破れるのですが。

 

あ~、原村行きたい!!