zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

あらゆる可能性

こんなこと書いても、あまりいいことないかもしれない。

 

専門でもないこと、はっきりしないことについて、いいかげんな意見を書くことはもういいかげんにしたら・・と親身に思ってくださっている人もいるかもしれない。

 

でも、人はどうせいつか死ぬのだし、黙っていたらわたしという人間の頭のなか、何を考えて生きていたのか誰も知ることはない。そんな風なことも思っていたのかという記録ぐらいは残しておいてもいいかなと。たとえ、「とんでもなく間違っていても」おかしくても、そういうアイデアがあったいう事実。もちろん自分では確率は低いと思っていて、こうして書き連ねていることも生起確率1%, 0.1%なんてこともかもしれないけど、あらゆることは考えておくべきだというのはわたしの考えだ。

 

たとえば、日本が住めなくなったら。

 

こういうとあれだが、暮らしている庶民というか、一般の市井の人々はあまりこういうことは考えないかもしれない。「統治」の立場から物を見てみる。自分が統治しているわけではないし、本来国民主権の国では統治者というものがあるとしたらそれは国民自身である。ただ、これは理論上のことで、日本の現状の土人性を考えれば、圧倒的多数の人々がまだ「統治」をされたがっていて、「統治」以外の政治を構想、想像することすらできないという段階で留まっているものと推察できる。わたしの言うのは潜在態度だから、もちろん社会調査などで、「あなたは主権が国民にあると思いますか」「はい、いいえ」みたいなデータを語るのではない。調査で建前を呈示されても、「知識」というか「学校」的対処を引き出しから出してきて回答するだけだからそういった社会調査の意義は参考にしかならないと思っている。どういう建前のアクセシビリティが高いか程度の。

 

それで統治の立場からものを見てみると(いわゆる「統治」の立場からものを見る人が多い学校で生きてきたからだが)、最低限のリスク管理や安定や対処の準備はつい考えてしまうだろう。

 

だから、荒唐無稽、さよくの空言と思うかもしれないが、実際に原発にミサイルが着弾するときが(すぐとは言っていないこの50年以内でとかでいいと思う、大体稼働させてなくても廃炉はすぐに済まないから)あったら、あるいはそれが見事に狙い通りの命中で日本国内の原発10か所くらいにミサイル着弾したら。

 

日本全土が(むしろ沖縄とかが大丈夫かもしれないが、沖縄に誰かが撃つと日本ではなく、今ならアメリカがすごく怒るだろうから)、住めなくなる。

 

そのときに日本人がまだたくさん生きていたら(たぶんたくさん存在している)、集団移住、避難民、移民とならざるを得ない。

 

どこにいくか。 そういうのはまともな為政者であれば考えることですよね。と、わたしは思う。わたしなら考えておく。

 

正統な正攻法なら、近所、韓国や中国、台湾、シベリアとかに頭を下げて入っていくだろう。東南アジアも。分散してあちこちに行かないと仕方ないだろう。たぶん人が多いんだろうから。

 

わたしなら、そこで終わるかもしれない。だけど、もしもっと悪辣なことを考えれば(って自分でも考えているわけだが、人が考え得るいろんな(興味関心のある事柄にまつわる)ことをこちらも前もって考えられていないと悔しいので考えるのだ)、もちろんどこだって頭下げて謙虚にお世話になりに他国に入っていくには変わりないが、集団でいくわけだし、少し立場が相対的にあまり弱くならずに済む場合は、それは先方の政権が弱体であるとか、もっとあてはまるのは政権が実質ないとかアノミー状態になっているとかそういうことだろう。

 

あるとき日常でふと突然ミサイルが原発に・・・まぁそれはあまりないだろう。そもそもそれはどういう状況で起こるかと言うと、今なら北鮮とか、100年以内規模で考えればあらゆることが考えられるから、中国からロシアから、パキスタンから(笑)(これは先方の利益が全く想像できない)、よほど妙な事態を引き起こしてまたまたアメリカから・・・とかいろいろ想定できる。

 

現実的にはなんらかの対応を間違えて、あとから「どうしてこんなことになったか検証を!」と歴史的に叫ばれる事態になるような(盧溝橋事件みたいに)何かがあって、北鮮から飛んできてと・・それは北朝鮮と戦争している事態ってことですよね(50年スパンの想像ですよ、何度でも言うが)。たぶん最終的にアメリカが参加して、北朝鮮vsアメリカという図式の戦争が生じるならば、まず北朝鮮が負けるでしょう。ロシア、中国がただ傍観しているかどうかは別として。

 

とりあえず、北鮮の政権消えますよね。それで日本が住めなくなった原因も北鮮。ならばその道義的な責任もとって住むところなくなった日本人を住まわすのに北鮮の地を用いるのは自然な成り行きとも言える(そこが核爆発起こしていなければ、それに部分的なら汚染していない地域ももちろん残る)。(うれしいか楽しいか苦しいか知らないが、たぶん苦しいだろ)

突然北鮮の人口の70%が日本人。これは韓国が黙っていられないと思うし、中国もすごくいやだと思うよね。まぁでも押し寄せた者がちということもあるから、難民であることを明示した船舶がどんどん北鮮に向かったとして、もう「戦争状態」が終結していれば、それを撃つような正当性は中国やロシアもたぶんなかなか作れないよね。強引に入国チェックに直接・間接に関与するとか、臨時暫定政府をおいてそれを米ロ半々、いや米ロ中韓1/4ずつとかがせいぜいにも思うが、どさくさにおいては大体動きが早い者が勝つから想定準備している方が有利であるのはもちろんだ。こういうとき素早くどう動くかとか。ロ中は考えているだろう。

 

それより北鮮の国土も荒廃しているだろうから、北の難民が中国に押し寄せる。一般に想定して言われているのはむしろこの辺にまつわる事態だ。でも、もし住むところ自体がなくなった日本人ているのがその時発生していたら贅沢なんて言ってられない。世論としても、きっとそのとき土人たちは、

 

「おれたちをこんな風にしたのは北朝鮮だ! 落とし前つけろ!

 北朝鮮を俺たちにゆずれ! 北朝鮮の地を乗っ取るぞ~!!」「お~!!」

 

みたいに元気に勇ましくなっているんじゃないですかね。そもそも戦争しちゃているわけですから。政府はそれを「コントロール」できますかね? いやむしろあおりかねないよね。そのときに今みたいに復古的ネオコンサバ党が政権党だったら。(20年後の小泉進次郎第2次政権とかだったりしてw)

 

下手したら進軍を持続して、国土のっとり。これは、でも第二次大戦後では国際条約に反するから、事務的にはいろいろな手続きをかいくぐらないといけないよね。暫定政府に国土利用の最恵国待遇みたいなことを日本政府と日本人に対して戦後補償として公的に承認させるとかね。

 

で、「国民」の70%が日本人になれば、当然、民主的な選挙で政府を構成していくと、「日本復古党」みたいなのが第1党になって、安倍さんの甥っ子(知らないけど)か麻生さんの孫みたいな人が総理大臣になっていってw、一旦東南アジアとか、あるいは自費でうまいこと欧米とかに避難していた人の一部もそこに戻ってくるというか合流してくる。国名変更議決とかやって、今日からここが「新日本だ!」とか。復古的な侵略がお好きな人たちはそういう可能性を構想してるのか…そういう方向性はとてもイヤなことですが。

すごい悪い冗談みたいにしか思えませんよね。

 

でも、もしももしももしももしも、今すぐにこういうことが起きる。たとえば近々に大地震がまた起こって、もっと大きな国土的被害や稼働中の原発による被害が甚大なものになるカタストロフィーが起こるなら・・・・

 

これ順序逆に先にひとの国土を乗っ取る算段を用意しないといけないですよね。 急がなきゃ! ヤバいぜ!

 

一所懸命、挑発して早く戦争始めてくれないかなとか。

 

まぁ上記冗談でした。でも1%でも理解のために想定はして悪くない。統治者の側というのは一般国民には知られない情報を常に占有していたりする傾向があるからね。今の情報時代にとても難しいけど。

 

でも、どうせカタストロフィーで100万人くらい死ぬんならミサイル数発で数千人(核ミサイルでないとそもそもそんなにも死なないだろう。「核」は発射する意味も必然もないから)死んだところで大したことないと思えちゃうかもしれないですもんね、恐ろしいけど。

 

しかし、もう「なんでそんなに急ぐのか? 早く戦争起こして自分が司令官したいのか?」くらいの理由以外に「人として」あり得る想定するとそういうことくらいしか考えられないですもんね、単にイタズラ心になんてことでなければw。

 イタズラ心かもね。 だったら統治者の資格のカケラもないね。いや侵略はしちゃだめですよ、もちろん。