キッチンにまつわる間抜け
2か月近く間違えていました。
ここAirbnbで借りている部屋、キッチンにはもとから洗剤が
あるのですが、それが、写真のボトル両端、小さいのと、大きいのでした。
ちょうど我が家の小さい皿洗い洗剤と似たようなもんなので、当初何も考えずに左端の緑の液体で皿を洗っておりました。そして、隅に立っている大きなボトル。何だろう、これと見ると、アンチバクテリアとあるので、あ~、シンクをきれいに掃除するのに強めの洗剤おいているのねと。
大きい洗剤=掃除用
小さい洗剤=皿洗い用
どうも自分のなかでこうした公式が働いていたようで・・。
でも、幾人か客が来るうちに、あまり使わない大きいボトルのふたが開きっぱなしであることが。・・使ったんだなぁ、これで皿洗ったのかなとまじまじ見ると、確かにワイングラスの絵が!
お~、これも皿洗うのに使うもんじゃん、そうなのかぁ。でも強めそうでそこまでしなくてもいいよね。でも、そうするとキッチンに洗剤が2つあって、ひとつが皿だと、もしかしてこの小さいのは手洗いなのか??
とそのとき思ったのですが、まめでないわたしはネットで調べることもせず、その後も小さい洗剤で皿を洗っておりました。
この小さいボトルDIALが写真のごとく、ごく少量に減って参りまして。あ~、こういうの家主はこまめに手当てしてくれないんだよなぁ。というか、どこからどこまで家主をそろえるべきものでという基準もないわけで、要求してもいいけど、面倒。
本日まじまじ大きいボトルを見てみました。これが皿洗い洗剤だったら別に新しいの用意する必要もないし・・・。
と、でも裏のdirectionを読んでも、注意書きを読んでも、目に入れたら・・・とかそんなことばかり書いてあって、「この商品は食器用洗剤です」とかそういう分かりやすい商品説明が全くない。驚くべきことだ。一般に食品でもスーパーで売っているのはその傾向が強い。「みんな当然わかっているでしょ。分かっている人が買えばいい」というとても反グローバルな態度、アメリカには多いような気がします。グローバル社会も自分たちが標準のアメリカ社会に過ぎないと思っているから、アメリカ人が普通に使っている商品は世界中普遍的と信じ切っているのか・・・。
それで、ペンシルベニアのときに自分で買って使っていた洗剤はここでは用なしでしまっていたのですが、そのボトルを出してきて・・・・仰天です。まんなかのボトル。
これって、大きいボトルと同じものじゃん!!
Palmoliveという商品で、99.9%バクテリアを滅菌するという同じ謳い文句の!! 自分がこれ買うときは疑いなく食器用洗剤として買ったのに。わたしは・・・・・単にボトルの形状に影響されて買い物しているだけなのか!! この恐るべきヒューリスティックに自分で慄然。 それらしいボトルなら同じ商品名で説明もなくても皿洗い洗剤と信じ、同じ商品のでかいバージョンに過ぎないのに変なでかいボトルに入っていたらシンク用掃除洗剤じゃないの?と・・・
しかもよほど注意力と読解力がないのか、よく見れば、99.9%バクテリアを殺しますの”on dishes”ってちゃんと書いているでないの。いかにも単に宣伝コピーが書いてあるだけの位置なので、さりげなくこの製品が何であるのかの本質的説明がここに含まれているとは!!見逃していました。まさに皿洗いです。
それで・・じゃぁこれなんだと、Dialを検索すると日本のサイトではピューレックス(我が家ではよく使う)を販売しているメーカーじゃん。確かに強すぎるわ。日本ではふつうの洗剤売っていないんや。別の画像を見ると・・・アメリカの人気製品ハンドソープ、ボディソープと書いてあります。
あ~、ハンドソープでした。知らなかった。きっと妻なら当然知っていてアホと一言言われるところですわ。ずっとわたしはハンドソープで皿洗っていたのかぁ~~~。
意味ないけど、小さいボトルの方がずっと使いやすいから、自分のPalmoliveもキッチンにおいておくことにしました。今度はこれで間違えてゲストが手洗いに使わなければいいけど・・。
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日本が朝になったから今、妻にラインで言ったら、「日本でdial売っているよ。うちずっと使っているじゃん。トイレにおいてある手洗い洗剤もDialじゃん」「Carnival吉祥寺店でいつもまとめ買いしてたじゃない」と言われ、そういえば・・・なんとアホだったのかと・・・。
「見覚え」あったのは、台所で皿洗い用洗剤としてでなく、横に立ってた手洗い用洗剤だったことが判明。