【仕事の】なんだかなぁ【仕方】
書かなくてはならない辞典の仕事を持ってきちゃっているわけだが、なかなか進んでいなかった。時差ボケでボーとするとかもあるが、まともな机がない。ナイトランプを置く台を机にしようかと思ったが、結局食べ物類やカップなどが占拠している。グラスやカップなどは床に置く気がしないから仕方ない。やはりきちんと作業机のある物件を調べて入るべきと思い知った。
このAirbnbは4室(リビングの衝立裏は「部屋」とは言えないがとりあえず)あるが、Webで見てみると、すけすけのガラスのロフトとなりは一日$50でさらに安く、この小屋裏の真下の唯一まっとうな一室は一日$100だ。そのまっとうな$100のところにカギを渡してくれた長期滞在者とおぼしきジョージ君がいる。
ニュージャージーにいたときとは逆にここではジョージ君が牢名主の古株みたいな感じだ。確かに彼は1階でもあるし、すぐドアの前がトイレ、キッチンであるからかなり自由に行き来して使っている。レンジも4回連続で何かあたためをやっていて、わたしもそこまでではないが、NJではチキンフィレ→ごはん とか、チーズナッチョ→ハンバーグとか連続でレンジを使用したり、のんびりパスタを茹でたりしていた。湯はレンジでなく、やかんがあったからいつも沸かしたりしていた。
ジョージ君はわりに昼間も滞在していて、ちょっと買い物して戻って来たりで、まさにNJのときに私がやっていた感じと同様だ。
こちらはいちいち2階から降りないといけないから、下の様子がよくわからないこともあり、ときどきレンジで湯をわかすだけするが、まだ調理するほどキッチンを使っていない。
さて、ジョージ君が1時半くらいに出かけたあと、1階にある食卓テーブルにパソコンをおろし、そこで辞典項目を書き始めた。反射的にすぐやり始めた。書ける!!
4項目くらいさらさらと書いた。こういうがら空きの机、テーブルトップがあると途端に仕事ができるのだ。あまりのことに一体どうしたもんかと・・・。昔よりこの症状はひどくなっているな。
前からサテンやコメダ、ジョナサンやサイゼリア、時には自宅のなかでさえ、普段あまり使わない部屋に新たな文机とかを2つ置いて執筆していた時代もあった。普段使いの机はすぐに乱雑になるからあまり使えないのだ。それでも自宅の机が一番デカイので、散らかしても少しどけるとスペースくらい作れるので帰国時には無理にPC置いて書いてはいた。
大昔はまだそれほどには散らかさなかったのか、研究室が朝霞時代はまっとうにそこで仕事していた。心研、教心研、実社心研3つに連続して書いていたサンタバーバラ帰りのまともな頃だ。ただし、この頃は車で来ていたので、家庭、子どもの状態が許せる機会には夜中2時くらいまで大学で仕事していて、真夜中に車で帰宅するなんてことをしていたのもある。なにしろ、新学科設立というか再編でその再編委員と学科主任を3年間連続で勤めていたひどい時代だったけれど、文科省宛の書類を書きつつ、それでも論文書いていたわけだ。
大学での深夜業務ができなくなり、それから家でも夜型なのに深夜仕事ができなく、しなくなって久しいが、それは家でのエネルギーが仕事より子どもを教える方に使っていて、それで疲れて時間を合わせて一緒に寝ちゃっていたからなのだろうな。2005年に朝霞を引き上げになって以来、そういえば、本の執筆などまとめてやりたいときは八王子のホテルに自己缶詰して書いていたり、泊まりを使うようになり、やはり家とは異なる別室で作業を行うクセが強化されていったような気がする。
幸い、NYUの机には自分の私物を置いていないから、せいぜいそこも利用して書くことにしよう。Think Coffeeで書くのも好きだけど。
これほど環境・状況に容易に動かされやすいたちだとは・・。
文京区ではカフェ・ド・クリエを使うか・・・。
目の前のココスは学生が多すぎるし、不忍通りのグラッチェはつぶれて、デニーズは気に入らないから使わないしなぁ。