zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

【闘え】甘かったよ【主張しないとね】

Airbnbが法的にどういうものかちゃんと心得ていないが、民泊がアパート賃貸という要素よりも旅行者のためのホテルの代替物という位置づけであるような気はする。

 

ホテルをまねる必要はないが、大家がしばしばバスタオルは提供、アメニティグッズは用意という態勢をとることが多いのはそのためだろう。安い民泊だから徹底は無理だろうし、そういう趣旨でもないのだろうが、掃除もホテルの形態にしてほしい。客のものはいじらないと。

 

何が起こったか?

 

部屋にちょっと戻ってびっくりいろいろものが動かされていたのだ。重いものが弱い段ボールの上に積み重ねられていたり、パソコンデスクに配置していたいろいろなものの置き位置が変わっている。デスクマットの敷き方も変わってしまった。せっかく工夫して敷いていたのに。

 

神経質と思う向きもあるかもしれないが、どうだろう。研究者にとって本や資料が他人にいじられる・・・すごく生理的にいやなことではないだろうか。

 

研究メモを含んだ、お仕事メモを小つくえの上においていた。別のところにポイと置いていた。明らかに重要性を軽視する態度だ。研究者にとってメモは大事なもの(じゃあかばんか引き出しに入れて置けよって・・わたしは見えないと、なかったことになるので、いつも見えるところに貼ったりおいたりすることで初めて効能があるのだ)。

 

なぜか洗濯洗剤がビニル袋から出されていてビニル袋だけない(捨てられていたり)、パンもビニル袋から出されてパソコンテーブルにおいてある。たぶんパソコンテーブルを拭いたのだろう。洗剤は少し周りが汚れるからランドリーに持っていくのにビニル袋は必要なのだ。中身を隠して持っていかれないようにする役割もある。

 

リビングにいたから気づけよ!と自分でも思うが、PCに注意を向けている間に手際よくさっと掃除したみたいだ。掃除機にじゃまになるものを全部重ねて壁の方に寄せる。だからPCデスクも前よりも壁に向かって並行にきちんとつけていた(これまで角にむけて少し離して斜めにたてていた)。うかつに動かされると最下段にあるプリンターが・・。下手にいすを押し込んだら、プリンターに衝突が・・したかもしれないが。

 

片付けていて本当によかった。過剰対応かもと思いながらなるべくトランクに入れて隅に立てかけ、かばんもクローゼットに入れて、結構床が掃除しやすいようにかたしておいたのだ。それでも動かされた!

 

で、要望した。この部屋についてはわたしはシーツを替えてもらうことで十分だ。それでありがたい。いろいろ生活のものを置いているので、お願いだからそれはには触れずに動かさずにそのままにしておいてほしい。それで床は自分自身で掃除機をかけるから、床の掃除の必要はない。

 

だけど、派遣業者だから次の人に申し送られる見込みは薄い気もする。前の人は掃除してほしければ木曜日ドアを開けておいてねと、言っていたわけだから、今後はドアにカギをかけてドアに掃除無用と貼っておこう(少なくても次の火曜日は)。それでよほど覚悟ができた一か月に一度くらい「シーツ替えるだけしてください」とドアに貼っておいて中に入れるという手をとろう。

 

たいへんなのはそれだけではなかった。わたしはそもそも軽度の化学物質過敏症なのだ。くさいよ!!!! 見てると同じ場所にハイター的なものを5回くらいふきつけて拭いている。ちょっと景気よくやり過ぎだなぁと思っていたが、案の定部屋もくさいし、キッチンもバストイレもめっちゃ洗剤+ハイターくさい。目がちかちかする。実際夜中軽くぜんそくが出た。死ぬよ!

 

で、トイレの電気をつけると換気扇らしきものも回るのだが、なぜか換気扇部分だけしばらくすると自動的に止まる。まだくさいが、しかし朝にはなんとか風呂に湯をはって入れる状態にはなった。やばすぎ(泣)。部屋のファンを強にして回していたら、夜中息苦しくて起きたときにはのどが腫れていた。さっそくコーンクリームスープを飲み、ミニチキンラーメンをつくって、お汁攻勢でのどを防御、背中、首筋をドライヤーであたためて、少し厚着にしてこのまま風邪に移行しないように防備。

 

本当に次の掃除のときには、部屋を閉めて防御しておくしかない。帰宅したら部屋にこもり、においから離れるしかないが、トイレはいかざるを得ない。(今でもトイレのドアをあけるとパーッとハイター臭が)(最近、ニューヨーカーが汚染、感染に神経質でよく携帯アルコールを用いているのは知っているけど・・・)

 

部屋のなかのものをいじらないように業者の人に依頼したことを大家にメッセージで報告。シーツ替えだけにしたいということで何か問題あるかと問うておいた。朝、それで何の問題もないと返事。大家はうまく都合のいいところにだけ好印象?の返事をする傾向、ネガティブには足を取られないで、よい部分をとって「今日シーツを替えられたというのを聞いて喜んでいるよ」と。うまい。ビジネスマンや。

 

ということでCleaning Ladyとの闘いが開始されたのだ(笑)。