zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

ウィーホーケン

学会やあれこれで書くのを放っておりました。ごめんなさい。

 

というか、しばらく書くのが減るかもしれません。

いよいよここに住まうのがラスト一か月になりました!

 

ボストンでの学会のあと、友人が調査もあってこちらに来てくれたので、遊びついでに最後空港に送ったあと、9月からの住居を見てみました。秋からのこと、次のことが気になり始める最終月になったからですね。

 

7月はヨーロッパの学会、下旬はベツレヘムに短期滞在。8月には日本に一時帰国。それでまた戻ってベツレヘムに短期滞在です。

 

再びアメリカにおいて、本格的に月単位を越えて住んでいくのは9がつからのWeehokenってことになります。ニュージャージー州、マンハッタンの対岸。景色的にはマンハッタンが一望できるアメリカでも有名な絶景ポイント近くです。

 

車で走りながらさっと撮ってこんな感じ。

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対岸のマンハッタンがよく見えます。間がハドソン川です。

 

ひとのブログによると、川沿いの下の方がよりよい住環境で、ここ走っているそれより一段上の道(海近くに崖がすぐあって崖の上と下がある)なのですが、そのブログの人はこの上の地域をかなりdisってます。

 

ただ、いろいろアメリカ回って街見ていると、確かに品はやや欠けるかもしれませんが、短期滞在の潔癖な日本人が過度に気にしすぎる問題のような気もします。

 

ある程度、普通に町があって街並みがあると、もちろん西海岸ではヒスパさんとか多く、狭い道路幅でメキシカン料理店などがひしめいて、人口密度が高く、ひとが歓声あげながらうるさく、わらわらしている。ナイーブな人はちょっとひくでしょうね。

でも、これって日本の商店街と同じだし、大阪の街歩くと全く同じだと思います。こうした「日本人(しかも海外赴任があるようなよい仕事につく中産階級の)目線」を他者、外国人の目に転換して大阪を眺めたら「同じ」だと思います。

 

決して郊外のすごいステキな緑豊かで敷地の広いお屋敷に住む層ではない人々がアメリカという街で、元気に生きている。リッチでないという点では学生もそうですから(日本のように親から援助を受けないから、金持ちの子弟でもわりに)、大学街の学生街は似たようなもの。サンタバーバラのアイラビスタもこんな感じでした。

そういうところをあまり見たことがないのでしょうね、ブログ書いた人は。それで、生の生きのいいアメリカ人(WASPではない)と出くわして恐怖感を抱いたのでしょう。

 

ま、もっとも奥に行くとどんどんディープになるので、崖上でまだ崖に近い入口は、ハドソン川とマンハッタンを見渡せる高級アパートもあり、わたしはその中級アパートと(たぶん冴えない)1階の1室(窓は頑丈だと思いたい。本当は3階あたりに住みたいが、実質2階みたいな位置)にあるたぶん100部屋くらいありそうなでかいマンション(古いので中級アパートと表現するが、アメリカではアパート=マンション)の一室を予約している。

 

実はまだ無料キャンセル可能なので、なんかいいのがあれば変えるかもしれないが、特に探そうというモチベーションはない。昨日、一度だけあらためて検索してみたが、これをしのぎそうなものは見つからなかった。

 

IT起業家のお兄ちゃんが経営しているので当人はここにいない。つまり、大家はいない。だからよくわからないが、フラットな関係で共用スペースを使えるはずだ。

 

交通は2通りある。サイトで盛んに宣伝しているのはマンハッタン10分ということで、バス停が本当に2分くらいのところにあり、サイトを信じるならば5-10分ごとにバスが来て、それは24H営業、いつでもマンハッタンに行き来できる。

 

しかし、たぶん時間帯によって渋滞がひどく、とても10分ではいかないだろう。実際、1日、2日の日にマンハッタンやウィーホーケン、ユニオンシティを車で走ったのだが、どこも慢性的渋滞という感じだった。

 

それでもうひとつは、電車。少し近くの港あたりからトラムみたいのが走っている。それでホーボーケンで乗り換えれば、ホーボーケンからはかなりの頻度でマンハッタン行き地下鉄?地上も走るが、(まだ呼び方をよくわかっていない)MTAみたいのが9番ストリート駅に行っているので、そこからNYUは歩ける。

まぁいろいろ楽しみではある。

 

先日、ワシントン公園南西一角で人が撃たれた事件があり、NYUがMLで注意喚起と情報提供を呼び掛けていて、まぁなんだ、そんなもんだ。

 

さて、どうなるか。