zatsu_ten6の日記

ペンシルベニア在外研究、滞在日記

住むところ

住むところは難しい。

 

結局テキトーでよかったかもしれない。いろいろ言われるアメリカの治安事情。最近はテロとかもある。だからすごい警戒していた。

 

もともと日本でも家を4軒建てたが、立地選びはすごい気を使ったし、時間労力も使った(さいごだけテキトーでしたが、火事の直後だし)。土地というものがいろいろあることをわかっているつもりでもあった。鉄道線路の近くや倉庫街の近くが危険であること、立体交差の上の道か下の道かで違うこと。食べ物屋やショッピングセンターの裏手近くはゴキブリも出やすいこと。学校の近くは環境がよさそうに見えてうるさいこともしばしばあること(日本では運動場の砂嵐もついてくる)。公園の近くも緑が見えてよさげだが、ホームレスさんがついてくることも(日本では若者のたまり場にもなる)。

 

で、「見て決める」とみんなに言っていた。ペンシルベニアベツレヘムなんて体験記ないし、ハザードマップなんて日本に出ていないし、誰もペンシルベニア州なんて関心ないだろう。

とにかく行って現地情報仕入れないと、どこが危なくてどこがいいか分からないだろう。

で、着いたら毎日サイト見て、レンタカー走らせて現場見に行ったりとか土地勘つくったりとかよさげな地帯となんかイヤな感じのとこと記憶に入れて行って・・・。Webで申し込みしまくるが返事がほぼ0.(1個) らちがあかないので、電話12個くらいかけてほぼ全部断られ、ひとつだけ現地落ち合い。それがアメリカ国内の機関から給与を得ていないとだめと断られる。ほんとアホらしい。4か月しかいないからなぁ。どこも短期すぎてだめだと。今ならば見つけられる。少し方策もわかった。やはり時間の問題だよね。慣れれば多角的な方策が見えてくる。

 

で、せかされてたから、4月初め当時、Airbnbしまくって見つけた。それが今住んでいるAllentown。西の郊外の割合まともな所。Billy Joelで脅かされるからもっとひどいと思っていたけど、悪いのはひとけたストリートの中心部だけ。15番ストリート越えてこっちくるともう純然たる郊外型住宅地で広めのよいお宅しかない。大学から5分分くらい遠くなるけどそれくらいコスパはよい。20分で大学に着く。あとでわかったけど、隣の通りには学科の教員が住んでいる。

あせってさっと決めた割にはよいヒットだった。ありがたや。